はじめての中国語　講談社現代新書 987 相原　茂著

はじめての中国語
1990年2月20日第1刷発行
著者一相原茂

中国語は一番身近な外国語。
とはいえ，発音は？文法は？
独特な発声法「声調」のコツや、”ピンイン」の読み方・書き方・・・・・。
語順や動詞の活用は？
否定や疑問はどう言うの？

はじめての中国語　目次より
* 「ピンイン」の制定ーどう読みどう書くか
* 漢字簡略化のしくみ
* 四声の出し方のコツ
* 「若妻」が老達”で「亭主」ば丈夫！？
* 外来語の意訳は「さすが文字の国」
* ”水は熱い！一ことばは網の目
* ウルサ型に学んだ正しい簡体字セット
* 対感覚で磨かれる中国語
* 漢字の偏や旁はどう言うか？
* 基本構文はS VO
* 助詞がない！動詞の活用がない！！
* 修飾語は前に補語うしろ
* “的”がいる時いらぬ時
* 前置詞は動詞のなれの果で”
* 少しやっかいな「少し」の表現
* “有”ど在”一存在の仕方の違い
* 自然現象の表し方　

私の中国語修業一
その時、まったく予期せぬことが起こりました。今、目で追っている新聞の活字のニュースが、音として聞こえてくるのです。…・・・・活字とともに音がビンビンと踊っているようです。
生きたことばとはこういうものかと、その時はじめて実感しました。
そして、とうとう私は、学校にあるのと同じ機械を自宅に買ってしまいました。当時のお金でも5、6万円はしたでしょうか。これを家にすえつけてからというもの。さまざまな番組を毎日のように聴きまくりました。•••・外国語をものにしようと思えば、「お金と時間をかけよ」というのは本当です。
　
現代新•既刊よりーー中国語のベーシックな入門書としては、すでに
鐘ヶ江倉光『中国語のすすめ」があり。
長い間にわたり読み継がれている。
現在，第一線で活躍中の著者による外国語の入門書としては、この他。
東後勝明「じめての英会話』。
田辺洋二「はじめてのヒアリング」
渡辺吉鎔「はじめての朝鮮語」などがある。
中国の言語文化の精華ともいうべき
「漢字」についての理解を深めるには、
字源から故事成句までにわたり蓄を傾ける遠藤哲夫「漢字の知恵』や、
古代中国の思想にまで源流をたどり“漢字ウォッチング”をたのしむ加納喜光「漢字の常識・非常識』

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